SBI証券さんのお知らせで、iDeCoに関していくつか気になる話題が出ていた。
ひとつは「iDeCoの2026年の制度改正に関するお知らせ」で。
拠出額に関し、自営業(第一号被保険者)の上限が75,000円、会社員(第二号被保険者)の上限が62,000円に。企業年金がある会社員の場合、企業年金とiDeCoを合算して月額62,000円以内に変更される予定だそうな。
あと加入年齢上限も70歳までにアップ。(ということは、そこからプラス10年運用のみはできるはずだから80歳まで保有可能?)
2つ目は「SBI証券iDeCoセレクトプラン 運用商品見直しのお知らせ」。
楽天証券さんの時も話題にあげてたやつ、商品ラインナップを入れ替えるよー的な話題。除外条件はこんな感じで。
・WA(ウエルスアドバイザー株式会社)のファンドレーティング(総合)が2以下(その状況が6ヵ月以上継続)ファンド
・WAのファンドレーティングが商品カテゴリー(アセットクラス)の平均を中長期的(3~5年目途)に下回っているアクティブファンド
・手数料水準および参考指数【ベンチマーク(BM)】自体が加入者利益の最大化にふさわしくない状況のファンド
・元本確保型商品の利回りが、運用期間が同一の他商品よりも明らかに劣っているファンドんー。
前半は成績の話で、後半は設計の問題?前半はともかく、後半は採用を決定したSBI証券に非があるようにも・・。見直しだから許してね!(てへぺろ)ってことなのか。
実際に除外対象になるファンドも一覧で出てた。
1. ハリス グローバル バリュー株ファンド(年1回決算型)
2. ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド
3. ひふみワールド年金
4. EXE-i 全世界中小型株式ファンド
5. つみたて椿
6. 野村リアルグロース・オープン(確定拠出年金向け)
7. ひふみ年金
8. iFree NYダウ・インデックス
9. インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)
10. eMAXIS Slim 国内債券インデックス
11. あおぞらDC定期(1年)横に数字がふってあって何かを訴えている感のリスト。こういう悪いイメージのあるリストに数字をいれちゃだめだよ。
いぢわるだなー。
楽天証券と同様に対象ファンドを所有する方には連絡がいって、全体の3分1の反対があれば残留が決まるそうな。(能動的に反対票を投じないと同意扱いという作為的なアレ。)
で。
除外が検討されているからには追加も検討されており。こんな感じらしい。
1. 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
2. WCM世界成長株厳選ファンド(資産成長型)
3. イーストスプリング・インド・コア株式ファンド
4. 大和住銀DC国内株式ファンド
5. SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)やや都合を感じるラインナップではありつつ、野村半導体はFANG+と並ぶやべーやつなので一定の人気は集めそう。(大和さんちの半導体ファンドの方が人気ありそうだけれど、たぶん政治的などーたらこーたら。)
iDeCoのファンド選びも大変。
・・・。
今回は、Tracers グローバル2倍株の月報(マンスリーレポート)2025年12月のお話。
Be careful
この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。詳しくは(ブログに関するきまりごと)をご確認下さい。
「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。
Basic information
基本情報を簡単に。
Tracers グローバル2倍株とは?
運用会社が独自に組んだ世界分散型株式ポートフォリオを使い、
純資産総額の2倍相当額で運用を行う非インデックス・ファンド。
株価指数にレバレッジをかけるといったリスクに重点を置いた設計ではなく、
先物と現物を組み合わせた主に等倍の株価指数でポートフォリオを構築する。
投資対象は「市場規模や流動性、取引規制等の投資環境を考慮、投資可能と判断した国」が選ばれる。
また、各国への投資比率は株式市場の市場規模を考慮して決定されるが、
1ヵ国へのポートフォリオ内の投資比率は純資産額比で100%程度を上限とする。
現状、時価総額加重をベースとするインデックスに比べポートフォリオ内の米国比率が低く、
代わりに他の地域への比率が高くなっている。これに加え、部分為替ヘッジの影響もあり、
時価総額加重をベースとするインデックスとは異なる挙動になっている。以下の2枚の画像は、松井証券ホームページから撮影したスクリーンショットによる2026年1月25日時点のファンドの情報。
これはTracers クローバル2倍株の基本情報。
これはTracers クローバル2倍株のリスク指標。
Traces グローバル2倍株の価格等遷移。
2024/12 価13,270円, 資1,348百万, 口101,582(↑1,227)流入出+16,224,621円
2025/01 価13,844円, 資1,397百万, 口100,910(↓672)流入出▲8,917,440円
2025/02 価13,171円, 資1,334百万, 口101,283(↑373)流入出+5,163,812円
2025/03 価12,334円, 資1,277百万, 口103,534(↑2,251)流入出+29,647,921円
2025/04 価11,742円, 資1,248百万, 口106,285(↑2,751)流入出+33,930,834円
2025/05 価13,069円, 資1,402百万, 口107,276(↑991)流入出+11,636,322円
2025/06 価13,911円, 資1,470百万, 口105,671(↓1,605)流入出▲20,975,745円
2025/07 価14,730円, 資1,553百万, 口105,431(↓240)流入出▲3,338,640円
2025/08 価15,280円, 資1,217百万, 口79,646(↓25,785)流入出▲379,813,050円
2025/09 価16,197円, 資1,285百万, 口79,335(↓311)流入出▲4,752,080円
2025/10 価17,337円, 資1,397百万, 口80,579(↑1,244)流入出+20,149,068円
2025/11 価17,238円, 資1,518百万, 口88,061(↑7,482)流入出+129,715,434円
2025/12 価17,716円, 資1,516百万, 口85,572(↓2,489)流入出▲42,905,382円これはTracers グローバル2倍株の価格等の13か月分まとめ。
数値は「価」が月末の基準価格、「資」が月末の純資産総額、「口」が純資産と基準価格から割り出した口数の値。口数に続くカッコ内の数字は前月からの変動値。「流入出」は上記の値から計算したファンドへの資金流入出額の予想値。(参考程度にみて下さいな。)
Monthly operation report
ここからはアモーヴァ・アセットマネジメント社、Tracers グローバル2倍株の11月28日付けマンスリーレポートの数値を参考に、ファンドの状態を確認。
表は全て手打ちによる自作のため、数値に間違いがあったらごめんなさい。
合計の数値が1ズレている等は(よくあるお話として)公式資料の数値がそうなっており、アモーヴァさんちのルールで「表示上は小数点切っているが、計算上は考慮されている」めんどくさい形式。なのかも。
上記の表はポートフォリオ内の資産比率の数値をまとめたもの。(単位はパーセント)
運用手段に関して。
米国株式は米国株先物ミニ(S&P500)とVANGUARD TOTAL STOCK MKT-ETF、
VANGUARD RUSSELL2000-ETFの3つ。
新興国株式は新興国株先物ミニ(MSCI EM)、欧州株式は欧州株先物(ユーロ・ストックス50)、
日本株式は上場インデックス(TOPIX)、英国株式は英国株先物(FT 100)、
カナダ株式はカナダ株先物(S&Pトロント60)、
オーストラリア株式はオーストラリア株先物(SPI200)を使用。
先進国の先物取引では、為替変動の影響がないものを中心に投資対象とする。
為替の影響を受ける先進国の評価損益・外貨建て証拠金(米ドル買い)に対し、
新興国の先物取引における(米ドル売り)で為替の影響を相殺させている。
そのため実質的に為替の影響を受けるのは、主に新興国の先物取引部分になるよう運用される。今回の数値でグラフにするとこのような感じ。
(画像のサイズが480x480なので粗くてごめんなさい。このブログ・サービスなんでも横幅揃えてくるのでデカくなる。)
この表はTracers グローバル2倍株が採用している指数の数値を独自にまとめたもの。
公式のマンスリーレポートには騰落要因がわかるような情報がないため、仕方なく各指数月末の数値をまとめ。(年益の単位はパーセント。数字は11ヵ月前との比較値であり参考程度に。また、カッコの数字は前回の値。)
Check out the score you're interested in
締めはTracers グローバル2倍株を取り巻く世界の数値、気になる基準価格を眺めつつ、偏りのある世間話でおしまい。
マーケットの主要価格
ドル円(JPY) 157.9020/ 157.9790/ 155.7190/ R[139.8920 - 159.4380]
BITCOIN(USD) 90,613.03/ 92,347.24/ 88,477.34/ R[74,436.68 - 126,198.07]
S&P500(USD) 6,966.28/ 6,940.01/ 6,915.61/ R[4,835.04 -6,986.33]
FTSE 100(GBP) 10,124.60/ 10,195.35/ 10,143.44/ R[9,916.70 - 10,257.75]
DAX(EUR) 25,261.64/ 24,959.06/ 24,900.71/ R[18,489.91 - 25,507.79]
NIFTY 50(INR) 25,683.30/ 25,585.50/ 25,048.65/ R[21,743.65 - 26,373.20]
TOPIX(JPY) 3,514.11/ 3,620.69/ 3,629.70/ R[2,243.21 - 3,674.71]
SOXX(USD) 328.78/ 342.47/ 344.71/ R[148.31 - 354.60]
GLD(USD) 414.47/ 421.29/ 458.00/ R[251.92 - 458.75]
SPTL(USD) 26.64/ 26.60/ 26.62/ R[25.17 - 28.14]
CBOE V.I. 14.49/ 18.84/ 16.09/ R[13.38 - 60.13]
Fear&Greed I. 51/ 62/ 52/ R[超恐怖0-25/恐怖25-45/貪欲55-75/超貪欲75-100]
グローバル3倍3分法F 17,321/ 17,608/ 17,382/ R[8,559 - 17,780(設定来)]
グローバル5.5倍バランスF 10,712/ 10,889/ 10,961/ R[5,485 - 15,447(設定来)]
Tracersグローバル2倍株 18,307/ 18,791/ 18,783/ R[6,624 - 18,918(設定来)]※見方は左から「名前」「前々回の数値」「前回の数値」「今回の数値」「52週平均 or 追加情報 」の並び。数値は2026年1月25日付け。
直近で気になった話題といえば。
例によってズラが大暴れしているのはまぁ、うん。韓国さんが追加関税の上限を15%から25%に即日アップとかされてて大慌てだったり。
グリーンランド獲得の件はダボス会議だったかで「武力行使は考えていない(キリッ」みたいな発言があったりなかったり。
直近だと保険料の上限へ制限の話題が出ていて、保険大手UnitedHealthの株価が1日で19.61%下落とかシャレにならない事態も起きている。
うへー。
そいえばダボス会議で思いだした。
我が国からも財務大臣が出向かれたそうで、インタビュー記事で興味をひく話題があった。
今後の政策の一つにステーブルコインの整備が入っており、その利点に関し、こんな話題を話されていた。
ステーブルコインには裏付け資産が必要で、その裏付け資産には国債が使われる。ステーブルコインが決済に使われるようになれば、多くの銀行が国債を購入するようになる。赤字国債で苦しむ米国と協力体制で進められると考えており協議を進めている~的なお話。
このへん、非常に説得力ある話題で。
いわゆる国際決済には手間と時間が非常にかかる。そのため手続きの高速化の選択肢としてブロックチェーンを利用する方法が検討されていて。
そのひとつの案がステーブルコインを使う方法。
ビットコインやアルトコイン等のように大きな値動きを持つ商品では無く、値動きが安定している(裏付けに法定通貨を用いる)ステーブルコインは現実的な選択肢だと思う。
高速化の他に、手間もはぶけるので当然手数料が安くなる。
手数料が下がれば決済手段として競争力も出てくる。
無知な金融屋の煽り文句を鵜呑みにして、通貨暴落、通貨の無価値化を叫ぶインフルエンサーも散見されるけれど。
金融の最前線で。
価値を守る為、国と国民を守るため、知恵を絞り、働いて下さっている方がいることは。忘れずにいたいなって。
・・・。
おつかれさまでした。