みずほ証券さんから「約款・規定集の改定」のお知らせが届いた。
およ?
みずほ証券さんは油断すると口座をロックしてくるから(←経験者)郵便物はチェックしておかないとNGなのだけれど。
これはとりあえず手続きは不要のお知らせみたいだった。
内容はというと、んー。
細々と変更されているのものの、「国内の証券取引所上場の海外株券等の配当金は支払開始日から5年で受領できなくなる」と「取引においてパスワードが一致してたら貴方の操作とみなしますよ」あたりが気になった。
後ろのは証券口座乗っ取りへの対応に見える。ネット証券から大分遅れてだけれど、法的に絶対責任取りたくないでござる都合で時間が掛かった・・という訳ではなく、周りの動きを見ていようにも。
大きいところだとそういう駆け引きもあるのかなって。ぼんやり。
で。気になったのはどちらかというと、前者の配当金は支給開始日から5年で受領できなくなるの下りで。
これ「支給開始日」の意味がわからなくて、ファンドが2025年に支給を開始したら2030年には支給終了ネ!にも見えて。
配当貰えるの5年しばりとか、そうやつ?!って。
ちょっと驚いた。
色々調べてみて、「支給開始日」というのは「配当1回分」を指しており、2025年に支給された配当は、5年以内に受け取ってねーという話ではないかという説。
証券口座で受け取ったままにしておかないこと!という意味なのかなーと。
以前の記事でMRFとかMMFとか少し調べていたので、あっち系の都合かなとも思ったり、思わなかったり。
今度電話して聞いてみようかなって。配当貰う予定ないけど、気にはなる。
・・・。
今回は、グローバル5.5倍バランスファンドの月報(マンスリーレポート)2025年11月のお話。
Be careful
この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。詳しくは(ブログに関するきまりごと)をご確認下さい。
「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。
Basic information
基本情報を簡単に。
グローバル5.5倍バランスファンドとは?
資金を株式・REIT・債券、ゴールドの4つに分散、デリバティブを積極的に活用し、
資金の5.5倍に相当する純資産額で運用を行うファンド。
株価指数にレバレッジをかけるといったリスクに重点を置いた設計ではなく、
先物と現物を組み合わせた等倍の株価指数でポートフォリオを構築する。
純資産100%比で株式18.2%・REIT4.5%・債券72.7%・金4.5%をベースにポートフォリオが組まれる。
アセット内の地域割り当ては時価総額寄りの運用会社独自割り当て。
為替変動の影響を受ける外貨建て資産の割合は25%から50%程度が想定されている。
ポートフォリオ内の株式保有比を5.5倍換算で求めると純資産比100.1%となり、
「実質的に資金と同額の株式を持ちながら追加で450%相当額の債券やREIT、ゴールド等を併せ持つ」
ポートフォリオの構築がなされる。以下の2枚の画像は、松井証券ホームページから撮影したスクリーンショットによる2025年12月14日時点のファンドの情報。
これはクローバル5.5倍バランスファンドの基本情報。
これはグローバル5.5倍バランスファンドのリスク指標。
グローバル5.5倍バランスファンドの価格等遷移。
2024/11 価8,938円, 資13,785百万, 口1,542,291(↓35,199)流入出▲312,743,115円
2024/12 価8,216円, 資12,120百万, 口1,475,170(↓67,121)流入出▲599,927,498円
2025/01 価8,441円, 資12,176百万, 口1,442,483(↓32,687)流入出▲268,556,392円
2025/02 価8,443円, 資12,037百万, 口1,425,678(↓16,805)流入出▲141,851,005円
2025/03 価7,957円, 資11,305百万, 口1,420,761(↓4,917)流入出▲41,514,231円
2025/04 価8,263円, 資11,624百万, 口1,406,752(↓14,009)流入出▲111,469,613円
2025/05 価8,442円, 資11,567百万, 口1,370,172(↓36,580)流入出▲302,260,540円
2025/06 価8,863円, 資11,705百万, 口1,320,658(↓49,514)流入出▲417,997,188円
2025/07 価8,995円, 資11,529百万, 口1,281,712(↓38,946)流入出▲345,178,398円
2025/08 価9,277円, 資11,553百万, 口1,245,337(↓36,375)流入出▲327,193,125円
2025/09 価9,843円, 資11,825百万, 口1,201,361(↓43,976)流入出▲407,965,352円
2025/10 価10,598円, 資12,300百万, 口1,160,596(↓40,765)流入出▲401,249,895円
2025/11 価10,746円, 資11,775百万, 口1,095,756(↓64,840)流入出▲687,174,320円これはグローバル5.5倍バランスファンドの価格等の13か月分まとめ。
数値は「価」が月末の基準価格、「資」が月末の純資産総額、「口」が純資産と基準価格から割り出した口数の値。口数に続くカッコ内の数字は前月からの変動値。「流入出」は上記の値から計算したファンドへの資金流入出額の予想値。(参考程度にみて下さいな。)
Monthly operation report
ここからはアモーヴァ・アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの10月31日付けマンスリーレポートの数値を参考に、ファンドの状態を確認。
表は全て手打ちによる自作のため、数値に間違いがあったらごめんなさい。
合計の数値が1ズレている等は(よくあるお話として)公式資料の数値がそうなっており、アモーヴァさんちのルールで「表示上は小数点切っているが、計算上は考慮されている」めんどくさい形式。なのかも。
上記の表はポートフォリオ内の資産比率の数値を1年まとめたもの。(単位はパーセント)
運用手段に関して。
株式:
米国は米国株先物(ミニS&P500)、欧州は欧州株先物(ユーロ・ストックス50)、
新興国は新興国株先物(ミニMSCI EM)、日本は日本国株式先物(TOPIX)、
英国は英国株先物(FT100)を使用。
REIT:
米国はVANGUARD REAL ES-ETF、オーストラリアはVANGUARD AU PROP-ETF、
英国はISHARES UK PROPE-ETF、日本は上場インデックスJリート隔月、
シンガポールはNIKKOAM-STRAITST-ETF。全て現物のETFを使用。
債券:
基本的に先進国国債先物で構成され、米国のみ2年の短期債を保有。
その他は10年と30年、日本に対してのみ現物も保有する。
金:
米国マーケットで金先物を使用。今回の数値でグラフにするとこのような感じ。
(画像のサイズが480x480なので粗くてごめんなさい。このブログ・サービスなんでも横幅揃えてくるのでデカくなる。)
この表は基準価格騰落の要因を1年分まとめたもの。
いつもと同じ感じに計算。
現状は債券のマイナス7,863(前回▲8,093)を、株式を含めたその他全部のプラス8,460(前回7,936)が、100%(前回98.06%)カバーした結果、合計プラス597(前回▲157)になる感じ。
前回から754の改善。
やっとこ基準価格を10,000円台に戻した。ここからは足場を固めて一歩ずつ。
Check out the score you're interested in
締めはグローバル5.5倍バランスファンドを取り巻く世界の数値、気になる基準価格を眺めつつ、偏りのある世間話でおしまい。
マーケットの主要価格
ドル円(JPY) 155.9680/ 155.7850/ 155.7460/ R[139.8920 - 158.8570]
BITCOIN(USD) 87,296.08/ 90,091.66/ 90,041.83/ R[74,436.68 - 126,198.07]
S&P500(USD) 6,812.63/ 6,846.51/ 6,827.41/ R[4,835.04 - 6,920.34]
FTSE 100(GBP) 9,723.14/ 9,645.09/ 9,649.03/ R[7,544.83 - 9,930.09]
DAX(EUR) 23,696.28/ 24,046.01/ 24,186.49/ R[18,489.91 - 24,771.34]
NIFTY 50(INR) 26,032.20/ 25,960.55/ 26,046.95/ R[21,743.65 - 26,325.80]
TOPIX(JPY) 3,341.06/ 3,379.74/ 3,423.83/ R[2,243.21 - 3,428.34]
SOXX(USD) 296.92/ 312.76/ 299.48/ R[148.31 - 317.35]
GLD(USD) 389.75/ 385.42/ 395.44/ R[238.73 - 403.30]
SPTL(USD) 26.81/ 26.58/ 26.45/ R[25.17 - 28.14]
CBOE V.I. 16.85/ 16.66/ 15.74/ R[13.24 - 60.13]
Fear&Greed I. 22/ 31/ 42/ R[超恐怖0-25/恐怖25-45/貪欲55-75/超貪欲75-100]
グローバル3倍3分法F 16,759/ 16,640/ 16,697/ R[8,559 - 17,173(設定来)]
グローバル5.5倍バランスF 10,520/ 10,420/ 10,486/ R[5,485 - 15,447(設定来)]
Tracersグローバル2倍株 17,178/ 17,457/ 17,671/ R[6,624 - 17,671(設定来)]※見方は左から「名前」「前々回の数値」「前回の数値」「今回の数値」「52週平均 or 追加情報 」の並び。数値は2025年12月14日付け。
Tracers グローバル2倍株が久方ぶりに最高値を更新。そんな中で大き目なニュースというと。
んー。日銀短観がそろそろだったような?
出てるかな・・、ええと。これか。
「大企業製造業の業況判断指数はプラス15、前回からプラス1。先行きはプラス15と同様。大企業非製造業の業況判断指数はプラス34、先行きはプラス28と悪化の見通し。想定為替レートは1ドル147円06銭。前回145円68銭から円安に。」
ざっと見まわした感じ、この景気観なら「日銀は利上げするよねー」ってな雰囲気が市場に流れている感じ。(あれれー?エコノミストさんたちの「日銀に打つ手は無い、このまま高市政権下で更なる円安が進むだろう(キリッ」はどこいったのかなー?)
事前にネゴるが役目のひとつでもあるので(市場の混乱を防ぐため)、これはこのまま18日から19日の金融政策決定会合で利上げかな?
海外ニキネキの方でも日銀の利上げの話題が出始めているようで。11日あたりからドル円がキャリー巻き戻しっぽい値動き。
なるほろ。
またジャパン国の銀行預金利息が増えそうな流れ。
・・・。
海外に目を向けると、そいえばオラクル・ショックがあったっけ。
決算での売上高未達と、AI向けデータセンターへの巨額な投資(年間計画500億ドル?近い投資)、それによる短期キャッシュフローへの圧迫懸念だったのかな?株価は大きく下落。
「AI」というワードで正当化しようとする過度な投資へ、市場が不信感を膨らまし。
続くブロードコム決算。予想を超える結果を出しながらも株価は下落。その余波はAI関連株へ波及。
もーだめだーおしまいだーの流れ。
イマゴロナノ・・。(;´Д`)
理由としてはそれっぽいので、ひとまず「こんなに投資して大丈夫?ちゃんと回収できるの?」あたりを言い訳に下落相場スターティン。
損出しの時期でもあるし。
オラクルの建設するデータセンターの完成が遅れる報もあったような。(否定されてたけど。)
AI関係ないやろっ!いい加減にしろ!のアップルさんとかの下落は、メモリや記憶装置の高騰の影響だったりするのかな。はて。
スマホの製造コスト増、性能低下みたいな話題も界隈で盛り上がってる様子。みんなスキネ、そういう話題。
どこかのOpenAIのCEOがメモリを買い占めていたとかいう報も見かけた。ウエハー単位で買い取ってるとか(狂った所業だそう)で。市場をぶっこわす勢いの余波が出始めている。
畜生CEOは訴訟で負けてしまえ。
・・・。
株価は米国以外上?直ぐ波及してきそうに感じにも。
うーん。
夜の長さが伸長し、12月も中を過ぎたころ合い。市場ではサンタ失踪説が囁かれ始める。投資家の返り血を浴び、真っ赤に染まるジャケットの大男はどこを彷徨うのか。
おつかれさまでした。