新聞がソースなのかな?
今日一斉に、金融庁が暗号資産105銘柄(ビットコインやイーサリアムを含む)を金融商品取引法上で取り扱う方針を固めたとの報が流れている。
少し前にも暗号資産が分離課税になるとか、金融所得課税の20.315%は国民の反発があるので上がらない方向になるとか、ネット上では囁かれていて。
その辺りはソースが怪しかったので眉唾だったけれど。
来年に向けて色々と動き出した形なのかなって。
ちょっと気になるお話。
・・・。
今回は、グローバル5.5倍バランスファンドの月報(マンスリーレポート)2025年10月のお話。
Be careful
この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。詳しくは(ブログに関するきまりごと)をご確認下さい。
「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。
Basic information
基本情報を簡単に。
グローバル5.5倍バランスファンドとは?
資金を株式・REIT・債券、ゴールドの4つに分散、デリバティブを積極的に活用し、
資金の5.5倍に相当する純資産額で運用を行うファンド。
株価指数にレバレッジをかけるといったリスクに重点を置いた設計ではなく、
先物と現物を組み合わせた等倍の株価指数でポートフォリオを構築する。
純資産100%比で株式18.2%・REIT4.5%・債券72.7%・金4.5%をベースにポートフォリオが組まれる。
アセット内の地域割り当ては時価総額寄りの運用会社独自割り当て。
為替変動の影響を受ける外貨建て資産の割合は25%から50%程度が想定されている。
ポートフォリオ内の株式保有比を5.5倍換算で求めると純資産比100.1%となり、
「実質的に資金と同額の株式を持ちながら追加で450%相当額の債券やREIT、ゴールド等を併せ持つ」
ポートフォリオの構築がなされる。以下の2枚の画像は、松井証券ホームページから撮影したスクリーンショットによる2025年11月15日時点のファンドの情報。
これはクローバル5.5倍バランスファンドの基本情報。
これはグローバル5.5倍バランスファンドのリスク指標。
グローバル5.5倍バランスファンドの価格等遷移。
2024/10 価8,885円, 資14,016百万, 口1,577,490(↓13,250)流入出▲124,775,250円
2024/11 価8,938円, 資13,785百万, 口1,542,291(↓35,199)流入出▲312,743,115円
2024/12 価8,216円, 資12,120百万, 口1,475,170(↓67,121)流入出▲599,927,498円
2025/01 価8,441円, 資12,176百万, 口1,442,483(↓32,687)流入出▲268,556,392円
2025/02 価8,443円, 資12,037百万, 口1,425,678(↓16,805)流入出▲141,851,005円
2025/03 価7,957円, 資11,305百万, 口1,420,761(↓4,917)流入出▲41,514,231円
2025/04 価8,263円, 資11,624百万, 口1,406,752(↓14,009)流入出▲111,469,613円
2025/05 価8,442円, 資11,567百万, 口1,370,172(↓36,580)流入出▲302,260,540円
2025/06 価8,863円, 資11,705百万, 口1,320,658(↓49,514)流入出▲417,997,188円
2025/07 価8,995円, 資11,529百万, 口1,281,712(↓38,946)流入出▲345,178,398円
2025/08 価9,277円, 資11,553百万, 口1,245,337(↓36,375)流入出▲327,193,125円
2025/09 価9,843円, 資11,825百万, 口1,201,361(↓43,976)流入出▲407,965,352円
2025/10 価10,598円, 資12,300百万, 口1,160,596(↓40,765)流入出▲401,249,895円これはグローバル5.5倍バランスファンドの価格等の13か月分まとめ。
数値は「価」が月末の基準価格、「資」が月末の純資産総額、「口」が純資産と基準価格から割り出した口数の値。口数に続くカッコ内の数字は前月からの変動値。「流入出」は上記の値から計算したファンドへの資金流入出額の予想値。(参考程度にみて下さいな。)
Monthly operation report
ここからはアモーヴァ・アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの9月30日付けマンスリーレポートの数値を参考に、ファンドの状態を確認。
表は全て手打ちによる自作のため、数値に間違いがあったらごめんなさい。
合計の数値が1ズレている等は(よくあるお話として)公式資料の数値がそうなっており、アモーヴァさんちのルールで「表示上は小数点切っているが、計算上は考慮されている」めんどくさい形式。なのかも。
上記の表はポートフォリオ内の資産比率の数値を1年まとめたもの。(単位はパーセント)
運用手段に関して。
株式:
米国は米国株先物(ミニS&P500)、欧州は欧州株先物(ユーロ・ストックス50)、
新興国は新興国株先物(ミニMSCI EM)、日本は日本国株式先物(TOPIX)、
英国は英国株先物(FT100)を使用。
REIT:
米国はVANGUARD REAL ES-ETF、オーストラリアはVANGUARD AU PROP-ETF、
英国はISHARES UK PROPE-ETF、日本は上場インデックスJリート隔月、
シンガポールはNIKKOAM-STRAITST-ETF。全て現物のETFを使用。
債券:
基本的に先進国国債先物で構成され、米国のみ2年の短期債を保有。
その他は10年と30年、日本に対してのみ現物も保有する。
金:
米国マーケットで金先物を使用。今回の数値でグラフにするとこのような感じ。
(画像のサイズが480x480なので粗くてごめんなさい。このブログ・サービスなんでも横幅揃えてくるのでデカくなる。)
この表は基準価格騰落の要因を1年分まとめたもの。
いつもと同じ感じに計算。
現状は債券のマイナス8,093(前回▲8,131)を、株式を含めたその他全部のプラス7,936(前回7,429)が、98.06%(前回90.85%)ほどカバーした結果、合計▲157(前回▲722)になる感じ。
前回から565の改善。
債券がマイナスを縮小し、株式とゴールドが大きく利益を伸ばしている?来月はいよいよ基準価格1万円台奪還。揺れる債券市場の今後が気になるところ。
Check out the score you're interested in
締めはグローバル5.5倍バランスファンドを取り巻く世界の数値、気になる基準価格を眺めつつ、偏りのある世間話でおしまい。
マーケットの主要価格
ドル円(JPY) 153.9400/ 153.3780/ 154.4930/ R[139.8920 - 158.8570]
BITCOIN(USD) 110,725.76/ 101,780.30/ 95,772.21/ R[74,436.68 - 126,198.07]
S&P500(USD) 6,840.20/ 6,728.80/ 6,734.11/ R[4,835.04 - 6,920.34]
FTSE 100(GBP) 9,717.25/ 9,682.57/ 9,698.37/ R[7,544.83 - 9,807.72]
DAX(EUR) 23,958.30/ 23,569.96/ 23,876.55/ R[18,489.91 - 24,771.34]
NIFTY 50(INR) 25,722.10/ 25,492.30/ 25,910.05/ R[21,743.65 - 26,104.20]
TOPIX(JPY) 3,331.83/ 3,298.85/ 3,359.81/ R[2,243.21 - 3,364.56]
SOXX(USD) 306.55/ 294.38/ 288.52/ R[148.31 - 312.79]
GLD(USD) 368.12/ 368.31/ 375.96/ R[238.73 - 403.30]
SPTL(USD) 27.20/ 27.00/ 26.84/ R[25.17 - 28.14]
CBOE V.I. 17.44/ 19.08/ 19.83/ R[12.70 - 60.13]
Fear&Greed I. 35/ 21/ 22/ R[超恐怖0-25/恐怖25-45/貪欲55-75/超貪欲75-100]
グローバル3倍3分法F 16,966/ 16,735/ 16,973/ R[8,559 - 17,173(設定来)]
グローバル5.5倍バランスF 10,598/ 10,352/ 10,598/ R[5,485 - 15,447(設定来)]
Tracersグローバル2倍株 17,337/ 16,829/ 17,102/ R[6,624 - 17,596(設定来)]※見方は左から「名前」「前々回の数値」「前回の数値」「今回の数値」「52週平均 or 追加情報 」の並び。数値は2025年11月16日付け。
今回もグローバル3倍3分法ファンド、Tracers グローバル2倍株は最高値を更新。基準価格は直近の下落に巻き込まれてヘコんでいるものの、年末へ向けて希望の芽を残したいところ。
んー。
直近で目に付いたニュースといえば。
まずは米政府機関の再開が大きめの話題かな?ここで大きな上昇が期待されていたマーケットだったのだけれど、どうも怪しい空気感。
相場は連日の大きな下落を続け、日本市場もハイテク銘柄を中心に大きく下落。週末はやや持ち直したものの、予断を許さない感じ。
理由には色々なことが語られていて。
雇用の急激な下落観測への危機感であったり。政府によるCPI統計の発表が見送られるの報であったり。政府による給付金2,000ドル?によるインフレ警戒(今のところ所得の少ない方への所得控除案が出てるんだっけ)の話題だったり。
企業決算資料から見えてくる、回収の見込みが薄いAIインフラへの過度な融資を投資家が嫌って資金を引き揚げている報であったり。
ミスタービックショートの手仕舞いの報もあったっけ。(ビックショートの件は事業を畳んだだけで、個人のポジションは解消していないと言われてるネ。)
ソフトバンクグループが、スターゲート向けだかにNVIDIAの株を売っていたことがわかったという報も少し前に流れ。
こじんてきに、この会社はアリババ投資で一発当てた投資家気取りの社長さんが本業投げ出して博打をやっているだけの会社だから、あまり信用をおいてない。
・・・。
うそつきっ!涙。
ソフトバンクは絶対ゆるさない!絶対にだっ!(←旧DDIポケット契約者)
はふん。
そいえば、アリババが中国軍による米国内攻撃目標の分析に協力してた、とかいうニュースが出て株価ダダ下がりしてたような。
うーん。
あの国は、国民が国家に協力することを法で義務付けているから。国が「へいBABA、協力してちょんまげー」って言ってきたら、内容を問わず企業も国民も逆らえないし。逆らったらヘルされちゃうし。
気の毒・・というか米国市場に上場して、米国を攻撃する計画に加担しているのだから自業自得でおわっちゃう話。
ネー。
アリババつながりではもう1件。キャシーねーさん大丈夫かなーと、ARKK(Ark Innovation ETF)のBABA保有率を確認してみたら、0.81%しか保有してなかったの巻。
よかった。
少し前に中国株の保有を再開したとか聞いて「うへーい」ってなった記憶。
流石ねーさん。
どこかのGoogle株を高値掴みしている賢人とは大違いだ。
ARKKに関しては、ポートフォリオ内の保有比1位がテスラな時点で心配しても仕方ないのだけれども。
・・・。
欧州は来年の成長予想の下方修正を発表していたり、米国は12月の利下げ観測が大きく後退していたりで、まだまだ波乱の続きそうな11月。
歴史は2018年をなぞるのか、命運を握るNVIDIA決算は11月19日。残された時間はあと僅か。
おつかれさまでした。